【201710月現在 雇用関連助成金一覧】
働き方改革や雇用創出が叫ばれる昨今、厚労省も様々なジャンルの助成金を用意しているようです。自分の勉強がてら見てみると、その種類と適用範囲に結構驚かされたので、是非皆様にもご共有させていただきます。
【事業主の方のための雇用関係助成金 一覧】
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/
上記URL御覧の通り非常に多岐にわたるので、以下に私が勝手に抜粋した、活用可能性が高そうな助成金を列挙します。
■特定求職者雇用開発助成金(特定就職困難者コース)
高年齢者や障害者等の就職困難者をハローワーク等の紹介により、継続して雇用する労働者(雇用保険の一般被保険者)として雇い入れる事業主に対して助成。
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000171364.pdf
※父子家庭、母子家庭の方などにも適用されており、比較的対象の範囲が広いのが個人的に驚きました。
また、身体障がい者手帳の等級一覧も以下にご紹介します。
目に見える障がいはもちろんですが、内臓疾患等の目に見えない、フルタイムで
働ける方も実は障がい者手帳が持てたりします(私も1名ご支援させていただきました)。
■労働移動支援助成金(早期雇入れ支援コース)
再就職援助計画などの対象者を離職後3か月以内に期間の定めのない労働者として雇い入れ、継続して雇用することが確実である事業主に対して助成。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082805.html
・30万円~最大160万円(各種条件を全て満たした場合)
中途採用者の雇用管理制度を整備し、中途採用の拡大(中途採用率を向上させること、
又は、45歳以上の方を初めて中途採用すること)を図り、生産性を向上させた場合に助成。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000160737.html
・中途採用率を向上させた場合 1事業所あたり50万円
・45歳以上の方を初めて採用した場合 1事業所あたり60万円
■生涯現役起業支援助成金
中高年齢者( 40 歳以上)の方が、起業によって自らの就業機会の創出を図るとともに、
事業運営のために必要となる従業員(中高年齢者等)の雇入れを行う際に要した、
雇用創出措置(募集・採用や教育訓練の実施)にかかる費用の一部を助成。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000115906.html
・起業者が高年齢者(60歳以上)の場合 200万円
・起業者が上記以外の者(40歳~59歳)の者の場合 150万円
■仕事と家庭の両立支援に関する助成金一覧
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000169893.pdf
・男性の育児休暇取得実績(連続14日以上、中小企業は連続5日以上)で最大72万円、
・女性の積極採用や管理職昇進実績で最大60万円、など。
意外と種類も適用範囲も多岐にわたっているので、是非一度自社の状況と照らし合わせてみてみるといいかもしれません。
※私自身は助成金申請未経験ですが一応厚労省のHPを基に本記事作成しております。万が一誤りや不備ございましたらお手数ですが速やかにご教示ください。